神授業シリーズ #1 愛知県立高蔵寺高等学校 田中健先生インタビュー

教育界はちょっとした「情報1」ブーム

2022年度から実施された高校新課程で「社会と情報」「情報の科学」を統合し新たに追加された「情報Ⅰ」。高校では文系・理系関係なく全員履修です。令和7年度の共通テスト(2025年1月実施)からは「情報1」が加わり、時代は5教科7科目から6教科8科目へ!「情報1」は今もっとも注目を浴びている教科なのです。

そもそも情報1ってどんな勉強をするのか?

情報1では主に次のようなことを勉強します。

これを見るとわかるように、「情報1」では全ての生徒がプログラミングのほか、情報セキュリティを含むネットワークやデータサイエンスの基礎等について学習します。生徒も大変ですが教える先生も大変そうです。

目次

情報科の先生を応援したい!

ほとんどの高校では、情報科の先生は学校に1人しかいません。毎日学校にいる先生ばかりではなく、授業があるときだけ来る講師の先生や他の学校とかけもちしていたり、数学などの教科とかけもちで教えている先生もいます。

ということは…情報科の先生が授業のことなどを誰かに相談したい場合、他の学校の先生に聞くしかないのでは?

CQゼミでは「他の先生はどんな授業をしているのか?」「プログラミングはどうやって教えている?」「他校の先生ともゆるくつながりたい」という疑問や要望にお応えしたい、何よりも頑張っている先生を応援したい!!ということで熱い授業を展開されている先生紹介するシリーズ「神授業シリーズ」をたちあげました。

第1弾は愛知県立高蔵寺高等学校の田中健先生!

記念すべき第1弾は高蔵寺高校田中健先生です。田中先生には情報の教員になったきっかけから始まり、授業で大切にしていること、共通テストの対策や、どのようにして、生徒が「自分ごと」として理解するように仕向けているのか?といった、先生だけではなく生徒も気になるテーマを語っていただきました。

インタビューの最後には、全国の情報の先生そして生徒たちへの熱いメッセージも!ぜひ最後まで見てください。

はじめから答えがあるんじゃなくて、ちゃんと自分たちで考えた上で答えを出して、その後にちゃんと答えを先生が出してくれるっていう授業方針がすごくいい -生徒のインタビューより

「情報」という概念を扱うことが多い教科では、

  • いかに生徒が学習単元を自分ごととして捉えられるか
  • 学習単元の情報が日常生活の何と繋がっているのか

という、日常生活との関連を授業の最初に出すことを意識されているそうです。

田中先生ってどんな先生?

田中健先生は実は、弊社の『でぶどりと学ぶ15歳からのITパスポート』の著者でもあるのです。

IPAが運営する情報処理技術者試験の新旧資格多数所持。『情報Ⅰ』『情報Ⅰ Next』の教科書・指導書、「共通テスト徹底演習」「プログラミングドリル」(ともに数研出版)などの執筆活動のほか、共通テスト「情報」に関する講演やセミナーの講師、情報に関連する各種試験作成委員も務める。高校では物理学を楽しみ、大学ではオーストラリアでの日本語教育に触れ、大学院ではインターネット言語教育というレアな学術研究に明け暮れるなど、まさに浅く広く文理融合人生を謳歌。苦手なものは、納豆と早起きと出勤。毎クール15作品、年間700話以上のエピソードを視聴するアニヲタでもある。  ~『でぶどりと学ぶ15歳からのITパスポート』著者紹介より

田中先生のご活躍については、以下のサイトからも詳しく知ることができます。むしろこちらの方がよくまとまっていますのでお勧めです。

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